こんにちは。
バリ島在住たいわ士、ふるせいくえです。
10月からバリ生活をスタートした長女。
まる4ヶ月が経ち、学校も楽しそうに通っています。
日本では4年生ですが、ここバリ島ではグレード5!
ちょうど年度変わりの7月末生まれなので、
学校によってはグレード4なのかもしれません。
ここら辺テキトーなのがインドネシアですね。
いわゆる高学年の域に入り、
体も心も大人に近づいてる感が半端ない彼女。
小さな頃は寝起きシャッキリ!早起きすぎるほどに早起き!
寝起きの一言目は「お腹すいた!」だった彼女が、
朝もグダグダ、寝起きも悪い、起きるのが遅い、という毎日。
もうこれはホルモン様の仕業に違いない!と思うわけです。
体の中が確実に大人に向かって変化を始めているんだろうなぁ。
それに合わせてイライラしたり、屁理屈言ったり、
なんだかもうめんこくない(可愛くない)態度も増えてきましてね。
仕方ないですよね。
きっと自分でもコントロールできなくてイライラしちゃうんだと思うし。
(2016年にバリに来た当時はまだあどけなかったのにな)
先日の私の中耳炎悪化からの息子発熱のその時、
実は娘も謎の腹痛に襲われていたようで。
東南アジア特有のアメーバなどの細菌が入ったか?
と思ったけれど、下痢もないし嘔吐もない。
くしゃみしたら痛いって、あばらにひび入ってるんじゃない?
いやーもうママはわからないよ!
あなたの体はあなたのもんだから!
私も疲れがたまって、娘の面倒見るのも嫌気がさしててですね、
知らんわ〜と放置していたわけです。
でもあまりにイライラして息子にもトバッチリが来るもんで、
「レメディ摂ったら?」と一言言いまして、寝たわけですよ。
そうしたら翌日、みんなよりも先に目覚めた娘は、
ホメオパシーの本を自分で読み、自分でレメディを選び、摂っていた!
私も思い立ってシイピアを一つ摂ったら、娘に優しくできた!笑
そのあとで、何のレメディを摂ったのか、
その痛い場所は肝臓の場所だよ、
肝臓はカンカンに怒る!の肝臓だから、
怒りがたまると悪くなるんだよ、と、
痛い場所にお手当てしながら話をしました。
すると娘が、
「レメディの本にも書いてあった!」
「イライラして暴言を吐くとか!」
「自分でどうにかこうにかしなさいって書いてあった!」(本当か?
「だからSくん(弟)に怒ってたんだ!」
とベラベラ話し出す。
一気に安堵の表情に戻り、
普段甘えられない娘の方からハグを求めてきましたよ。
(4ヶ月前、2度目の渡バリ時でさえ雰囲気が違う!)
10歳頃って、
理性がグンと育ってきて、
今まで自由にさせてきた感情との折り合いのつけ方に、
苦労したり振り回されたり、葛藤する時期なのかもな。
きっと今回も、
「イライラする自分」と「イライラしたくない自分」
「なぜイライラしてるのかがわからない」
「どうしたらこのイライラを鎮めることができるのかがわからない」
そんな混沌の中でもがいていたのかもしれない。
だからレメディの説明書きと、
母からの肝臓のお話で、
自分で自分のことを理解できた嬉しさで、
顔からパッと曇りが晴れたのかもね。
大切な人に自分のことを知ってほしい!わかって欲しい!
という時代を通り過ぎて、
自分で自分のことを知る、理解してあげる。
そんな時期に突入してるんだね。
だからもう、
母は子どものすべてを理解してあげようとしなくて良くて、
自分自身と向き合う術を手に入れるためのサポートと、
「自分を知ろうとする彼女」を理解してあげたらいいだけなのかな。
そんなことを思う日々。