忍耐力は、待つことで養われる。
という当たり前のことを、
つい先日、
「ウグアァァァァァァ!!!!!」
と、気がついたikuです。
(再び登場、びっくりしたのイメージ)
忍耐力は、待つことで養われる。
あったりまえですよ。
当たり前田のクラッカーですよ。
ねぇ。
…(ダジャレ入れてくんじゃねえよ)。
我が息子、
「これ!」となると「お前は馬か!」と思うほど、
それしか見えなくなるんですよね。
(午年生まれですけどね)
で、すぐ!に出来ないとキーキー叫ぶんです。
「ママ!きて!」「マーマー!!!きーてー!!!」と、
ママが来るまでベッカム並みの高音で叫びやがる。。。
(はぁ、かっこいいですねぇ)
なんだかもう、これが私はすごく嫌で。
行くって言ってんのにずーっと来て来て言われることや、
金切り声で叫ばれることがね。
そして言うわけですよ。
「あのさぁ、もう少し待つこと出来ないわけ?」
と。
ちなみに、バリの人たちはゆっくりとした時間の流れの中で過ごしています。
眠くなったら昼寝して〜お腹すいたらなんか食べて〜
そりゃ政府機関のイミグレーションでさえ急に約束の時間が変更になるってもんで。
(まぁ、これは切実ですが。涙)
息子が「おいでー!」と叫ぶと、
ホストファミリーは「おいで〜♪」と反復して自分ごとをやってますね。
決して呼ばれたから急がなきゃ!みたいな反応はしません。
しないんですヨーーーー!!!!!
(えーーーーー!!!)
これ、これに気がつくまでに随分と時間がかかりました。
つまり、
私は息子に対して待つ時間を作らずにいたのです。
呼ばれたら行く、これして!と言われたらすぐに手伝う、
それが「私の中で」当たり前だったという。。。
「相手には相手の都合があって、
自分の思いだけでなんでも進められるものではない」
というのは、
私もそれを体現していなきゃ、
息子が学ぶ機会というのは無いのだと!!!
はぁ。。。
「ママー!」「きてー!」とベッカムが叫んでも、
「はいは〜い♪今行くよ〜♪ふふんふん♪」と、
待たせることに別に何も感じない私でいることが先。
そう!それが先ー!!!
(こんなイケメンに呼ばれたらすっ飛んでいくけどな)
その仕組みに気付いてしまったら、
あらあら、
私の今まで、
そんなことのオンパレードだわー!と。涙
「自分の頭で考えなさい!」
「もっと工夫してどうしたらできるのかやってみなさい!」
と言いながら、
待つ、失敗を見守る、
ということを一切してなかった、とかね。汗
「人に任せないで自分の意見を持ちなさい!」
と言いながら、
絶対に失敗は許さない、とか。。。
もちろんそれは、
「私の中で」
ということですよ。
私の中にそんなルールがあるのに、
口では別のことを言ってる、
そんな矛盾が、
あちこちにゴッロゴロ転がってる。
(がーーーーーん)
気付いちゃったら知らんぷりできないもねぇ。。。
バリ人の「ティダアパアパ(大丈夫)」精神、
真面目すぎる今の私には必要だな。