振り切る

こんにちは、ikuです。

乾季で涼しいはずのバリ島ですが、

1週間ほど前からやたら暑い。暑い。暑い。。。

「え!?もう乾季終わり!?」

と思っちゃうくらいに暑いです。ジメジメ。ジリジリ。

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ここ最近思うことがあるんですよね。

「振り切る」ことの大事さというか。

振り切ると聞けば、スピードメーターを思い出します。

グワーン!と一気にギアを入れてスピードアップ!みたいなね。

私が今言ってるのは、全力で進んでいく!ということではなくて、

どちらかと言えば「こだわり」です。

札幌にいた頃の私は、

娘が生まれてからというもの、

随分と日々の生活を気をつけて過ごしてきました。

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無添加や手作りにこだわって、材料も吟味し、ヴィーガン食をしてみたり。

洗剤はナチュラルなものを選び、テレビや電子ゲームは与えず、

山の幼稚園で猿のように遊ばせて。。。

完全にマイノリティ(少数派)でした。

徹底していましたから。

それに加えて311が起きてからは脱被曝もプラスされて、

随分と偏った生活をしてたと思います。

***

バリに来て一体どうなったかというと、

息子にはテレビを見せていますし、

もらったスナック菓子は食べさせますし、

添加物も積極的では無いにしろ、今までのように神経質ではなく。

香料を毛嫌いするわけでもなく、

タバコの煙もスルーして、

肉でも魚でも子どもと私の体が欲してるなら有難くいただきます。

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(こんな色のアイス、日本じゃ絶対に食べさせなかった!)

過去の生活(こだわり)が無意味だったとか間違っていたという訳では無いのです。

良いところ沢山あります。良いか悪いかで言えば良い!と今でも思います。

けれど私の中で十分味わいつくしたんです。満足したのです。

良いとか悪いとか、

正解とか不正解とか、

そういう判断基準でこだわりを手放すのは意味がない。

その時の私が、「これは譲れない!」と思うならトコトンこだわれば良い。

その時の私が、「そんな選択ありえない!」と思うならドンドン手放せば良い。

それが正しかろうが、間違っていうようが。

自分の心が納得するまでこだわって、振り切って、

そうしたら見える世界があるし、感じるものがあるから。

振り切って初めてわかることがある。

と、今の私は思います。

「ほら食べなさい」とドンドンおやつを与えるおばあちゃんも愛だし、

「こんなもの子どもの食べるものじゃない!」とはね除けるのも愛で。

それを頭じゃなくて心で感じられるようになるには、

「振り切る」ってのが必要不可欠で。

過去のこだわり抜いた私がいたから、

今ホストファミリーが息子にくれる色んなおやつを、

ありがたいなぁと思えるんです。

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(息子の顔を見ると手招きして色々プレゼントしてくれます)

そして感謝と同時に、

「晩ごはんの前はさすがに困るな」とか

「BBQ味とかチキン味とかのスナック菓子は嫌だな」とか

自分の中の線引きみたいなものも見えてくる。

陰陽、上下、左右、プラスマイナス、、、

そうやって振り切っては戻り、振り切っては戻り、

まるでメトロノームのように揺れながら「私のいい場所」を見つけていく。

そのための「振り切る」。

多様性って、その人の現在の揺れを受け入れるってことなのかも。

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