今日は新月。
バリでは満月や新月の日には、子ども達が正装をして学校へ登校します。
ちょうど出かけようとしたら下校時間と重なって、
たくさんの可愛らしい子ども達を見ることができました。
大人とは違い、子ども達のクバヤ姿やウダンとカメンの姿は、
なんだかちょっと大人びていてなんとも言えない可愛らしさです。
新月の今日、あちこちで見かけるチャナンに、
ココナツの皮が燃やしてお供えしているのを見かけました。
こっちにもう2ヶ月半もいるのにはじめて発見。
これは新月だけのお供えものなのでしょうか。
こういう伝統的なもの、文化的なものが大好きな私です。
(チャナン)
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今、私の中にはっきりとある大きな想いがあります。
成し遂げるとはちょっと違うけど、
なりたい!そうなると決ーめた!みたいな夢、目標。
それは、
「世界中に友達を作る」
インドネシア語を覚えたい想いよりも、英語をもっともっと使えるようになりたい。
(今現在はお世辞にも話せてるとは言えないレベルだと思う。。。)
色んな国の人とコミュニケーションをとりたい。
その気持ちがとっても強いのです。
で、ふと考えてみると。
人生初の海外旅行に行った19歳。行き先はFrance。
中学校1年生レベルの英語と、
Bonjour、merci、S’il vous plaît程度の単語のみで、
現地ガイド無し、1週間のフリープランの一人旅を敢行したのでした。
いわゆる観光地のエッフェル塔や凱旋門、ルーブル美術館にも行きましたが、
自力でメトロを乗り継ぎマルシェに行ってみたり、
若者に人気のショッピングモールに行き、H&Mでドキドキしながら買い物したり、
飛び込みで美容室に入ってカットしてもらったり、
パサールで若干迷子になってみたりと、なかなかエキサイティングな旅でした。
そんな中で、現地のフランス人との出会いはもちろん、
他の国の人との出会いもあったりして、
すごくすごーく楽しかったのです。
(よく命があって帰ってきたね、と当時は言われましたが、笑)
とにかくその国のいつもの風景が見たくなる。
スーツ姿でエクレアを頬張りながら道路を渡るサラリーマン。
スケボーで街中を駆け抜ける若者。
ハイヒールで颯爽と通り過ぎる通勤中の女性。
道に迷った時に親身になって道案内をしてくれる地元のおじさん。
時間になったらさっさと店じまいをして帰るお土産やさんのお兄ちゃん。
その全てが私にとってのキラキラでワクワクでした。
それはやはり今でも変わらなくて、
観光ガイドに載っているようなお寺やレストランも楽しいけれど、
やっぱり地元のお母さんたちが買い物をする早朝のパサールや、
現地の人たちが買うような商店の10円くらいのおやつを買ってみたり、
夕方になるとバイクの後ろに屋台を積んで売り歩くバクソを食べてみたくなる。
日中のビーチでフレッシュフルーツジュースを飲むよりも、
夕方のローカルだらけのビーチで屋台のとうきびをかじりたい。
テレビや本やインターネットでは伝わらないし感じることができないもの。
それを私はとことん感じたい。体験していきたい。
その国の日常や、文化、伝統の中に、今のその国を形成する全てが詰まっている。
だから、
「世界中に友達を作る」
これが私の夢であり目標。
今の私が一番ワクワクすること。