子どもと向き合っていると、
こちらの手を煩わせたり、困らせたりする行動を、
どうしても許せなくなることありませんか?
例えば、
どんどん遊びが変化して、さっきまで使っていたおもちゃを出しっぱなしにする、
危ないと注意をしても聞き入れず、結局ケガをしたり物を壊す、
時間が無い時に限ってどうでもいい事を始める、
などなど。。。
イライラしますよね。
そしてよくあるシュチュエーションでもあります。
これがよその子だと、特に自分の子どもより小さい子の場合だと、
「ふふふ、こんなものよね~可笑しいわぁ~」
なんて笑う余裕すらあったりするんですけれどね。
それがどうして我が子だと一気にイライラスイッチON!
「なんでこんなことするの!!!」
と怒鳴っちゃう、アルアル。
さぁ、では、「なんで」子どもはこんなことするんでしょう。
子どもたちの口からその理由を聴いたお母さんは居るでしょうか?
それはズバリ「やりたいから」。
そう!理由など無いのです!!!!!
ただ、ただそれがやりたいから!それが唯一の理由!
理由を知ると猛烈にイライラしますね。
「何だよそれ!」「もっと頭使え!」「考えればわかるだろ!」
そんな心の声が聴こえてきます。。。
でも、これが子どもなのです。
やりたいからやる。気になるからやる。ただそれだけ。
それが大人になると、何か「理由」が必要になってくる。
相手が、みんなが、納得してくれる「理由」が。
けれど心の奥ではわかっている。
私も理由は「やりたいから」だという事を。
それでは世間的に許されないから、あれこれ思考を使って理由付けをして、
誰からも批判されないように、もっともらしい理由を作って、
それで自分自身さえも誤魔化して生きている。
だから「やりたいから」という理由で、
周りの目を気にせずに行動できる子どもが羨ましくてたまらない。
勘違いしないで。
誰もあなたの行動を制限できる人などいない。
あなたが、あなたに、「やりたいから」を許可するだけ。
何も話が無くても電話していいし、
何も用事がなくても逢いに行っていいし、
実用的じゃないものを買ってもいいんだ。
子どもの頃のように、
目の前にいるこの子のように、
「やりたいから」という理由を大切にしても良いのです。