頑張らないとしあわせになれない
頑張らないとお給料が上がらない
頑張らないと認めてもらえない
「頑張らないと」という呪いを背負って生きている私たち。
夢を叶えるために頑張る
欲しい物を手に入れるために頑張る
好きな人に振り向いてもらうために頑張る
頑張ったら良い事があるって、
親にも先生にもテレビの向こうにいる人にも言われ続けてきました。
それはつまり、頑張らないそのままの私では価値が無い、
と刷り込まれてきたようなものです。
そんな風に幼いころからあるがままでいることを許されなかった私たちが、
「これ以上頑張らなくていいよ」「肩の力抜いてね」
と言われたところで、正直どうやったら良いかわかりません。
そしてどうするかというと、
「よし、頑張らないぞ!」
と、頑張る。笑
笑い話のようですけど、よくあることです!
一生懸命頑張らないようにする。
頑張らないように頑張る。
頑張っちゃったらダメ!良くない!
あっ!また頑張っちゃった~。
あれれ、これじゃ頑張ってる時と何も変わらないですね。
頑張らないってどういうことだろう。
「張」りつめて「頑」なになる、と書く。
こころが、からだが、ガチガチになってるイメージ。
ではその反対は?
こころが、からだが、緩む時ってどんな時だろう。
絶対的な安心感の中で優しく包まれているとき、
こころもからだもリラックスします。
ゆっくり湯船に浸かる時間や、温かいお布団にもぐり込む瞬間。
きっとそれは「お母さんの腕の中」をどこかで思い出してるんじゃないでしょうか。
頑張って頑張って、こころもからだもくじけそうになったら。
目の前にいる小さな我が子を抱きしめてみて下さい。
こんな声が聴こえてくるかもしれません。
「ママ、大丈夫だよ。
ぼく(わたし)が抱きしめてあげるから。」