先日、たいわセッションでお話しさせてもらった赤ちゃん。
「ママ、今を楽しもう!私と一緒に遊ぶ今を!」
何度も何度も「今」というフレーズを伝えてきました。
私たちは、過去の後悔や、未来への不安に囚われて、
今を生きていながら、意識が今から離れている事が多いと感じます。
そんな私も、
「将来の不安」から「転ばぬ先の杖」を選択し、
「過去の後悔」から「同じ過ちを繰り返さぬよう」生きていました。
子育てで言えば・・・
「子どもが困らないよう」に「幼いうちから厳しく躾け」て、
「私が苦労した」から「こどもには同じ思いをさせない」ように多くの事を身に付けさせる、
といった具合に。
だから、子どもの事はよく見ていました。
子どもの変化も敏感にキャッチしていましたし、
そこにすぐ対応できる母親でもありました。
でも「今」目の前にいる娘の向こう側に、
「未来の娘の姿」や「過去の私の姿」を見ていたのですね。
「今」でありながら「今」に居ない。
その頃の娘はというと、やはりどこか心ここに非ずな状態で、
とても不安があり、グランディングしていない感じでした。
だって、ママが私を見ていない状態ですもの。
じゃあ「今」にフォーカスするってどういう風にしたらいいの?
私が思うのは、
とことん楽しむってこと!
子どもたちと一緒にくだらないことでケラケラ笑ったり、
公園で泥んこになって転げまわったり、
美味しいもの食べたら「美味しい!もっとちょうだい!」って喜んで、
キレイな夕焼けを見つけたら「うわぁ・・・」って眺める。
「今」を生きるお手本は“子どもたち”
今の積み重ねが未来へ繋がるのだから、
今が最高に楽しければ、未来も楽しいに違いない。
そしてそれこそが、しあわせな子育ての大きなヒントだと思います。